大光炉材60年史
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4 「人」と「技」を磨く 当社は、平成26年(2014)4月13日をもちまして、創立60周年を迎えます。 昭和25年(1950)、特殊耐火セメントの販売を主な事業として「大光産業株式会社」を設立し、昭和29年(1954)には現在本社のある戸畑に移転し、不定形耐火物の製造販売メーカーとして、大光炉材株式会社がスタートいたしました。 その後、お客様に、よりきめ細やかなサービスをよりスピーディに提供できるよう、高炉メーカー様の構内または近辺へ営業所と工場を配置してまいりました。営業体制、生産環境、研究施設を整えることはとても重要ですが、それ以上に「人を育てる」ことこそ、企業の最重要課題であると私は考えます。まさに企業は人なり、です。 一説によりますと、日本における企業の残存率は、10年経過で51.6%、30年経過で17.6%だそうです。さらに60年になると4.4%にまで低下するそうですが、当社はどうにかその中に踏み留まることができました。これも取引先様、仕入先様のご厚意とご協力の賜であり、厚く感謝申し上げます。 企業は創業するより、継続させることのほうが難しいようです。今後当社が80年、さらには100年の継続をめざすには、「人」と「技」を磨くことが不可欠となります。私自身も、自らを磨き続けてまいります。 取引先様、仕入先様には、今後ともご指導ご鞭撻をいただきますよう、お願い申し上げます。そして社員のみなさん、会社とともに成長していきましょう。発刊のご挨拶取締役副社長小林 幹平

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