大光炉材60年史
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53通史 第2部 第6章・鉄冷えからの新たな飛躍(1976~1982)し、さらに社運をかけた積極営業で顧客を拡大し、業容の拡大を成し遂げることができた。 大光炉材がこの変革期に風に乗ることができたのは、昭和44年(1969)に君津工場、昭和46年(1971)大分工場に開設し、さらに昭和51年(1976)に新研究所を設置するなど、小林前社長が体制を整備していたことがその背景にある。生産と技術の両面で万全の準備が整っていたことで、小林滉社長は機を逃さず大胆に空を舞い上昇気流に乗ることができたのであった。

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