大光炉材60年史
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117大光炉材60年史 寄稿経営者賞にふさわしく監査役 松本 健司(松本健司税理士事務所) 2011年度において、小林 滉会長(当時社長)は公益財団法人経営者顕彰財団より『経営者賞』を受賞されました。 それを報じた新聞記事に「小林社長は、1981年に二代目社長に就き、ファインセラミックス分野にも進出。創業以来、独立資本を貫きながら独自の研究開発力で業界に確固たる地位を築いている」とあります。 炉材メーカーで中堅企業が生き残れるのは、不思議なくらいだといえます。生き残っている、いや勝ち残っている理由は明瞭です。独自の研究開発力で、他の不定形耐火物メーカーが及ばない製品を作り出したからなのです。そしてそれら独自の製品は、国内の大手鉄鋼会社から常に好評を得続けているといえるでしょう。 製品開発力、そして製品による産業貢献度において、まさに経営者賞にふさわしい活躍をされたことと信じています。直系長男である小林仁志社長にも、今後大いに期待いたします。

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